電源が入らない
電源が入らないとパソコンが起動しないとでは症状が異なります。
電源が入らないは電源ランプ、バッテリーランプも点かない状態をいいます。
パソコンの症状をお伺いする際、パソコンが起動しないを電源が入らないと言うお客様がいらっしゃいます。
ノートパソコンの中には、DCジャック部分にLEDランプが付いている物もありますが、このLEDランプは電源が入らない場合でも点灯する事が多いのでこの場合は「電源が入らない」です。
電源が入らない場合に行ってみる作業(ノートパソコン)
まず、電源を外し、バッテリーも外す、暫く放電させた後に電源を入れてみる。
ACアダプターを確認してみる。
パソコン側のDCジャック部分にLEDランプがついている機種がありますが、このLEDランプは1Vの電圧があれば点灯しますので、ここのランプが点いているからといってACアダプターは異常なしと判断するのは誤りです。
DELLのデスクトップパソコンのように、電源部分にLEDランプが点いている機種も同様です。
最近では、底面カバーを外さなければバッテリーを取り外す事が出来ない機種が増えています。
無理をせず専門家におまかせください。
電源が入らない時の故障例
電源ユニット、マザーボード、意外に多いACアダプター故障
DCジャック破損

DCジャック部分を触ると電源が入る。
DCジャック破損、又はマザーボード半田不良の可能性が高いと思われます。
内部では、接触する時に火花が発生しているため、熱が原因でプリント基板、ケース自体が焼けてしまう事があり大変に危険です。
また、プリント基盤自体を酸化させてしまい半田付け修理では直せなくなってしまうこともございます。
発火の危険もありますので早目に修理される事をおすすめしたします。
電源ユニット故障
電源ユニット内電子パーツの劣化

電源ユニット内に使われているアルミ電解コンデンサーは、熱に弱く、寿命が短いという欠点があります。
日本製が使われていれば寿命も永いのですが、安価な海外製は少し冷却が悪くなると簡単に壊れてしまいます。
アルミ電解コンデンサーを交換する事で復活する電源ユニットもあるのですが、当社では、電源ユニットその物を新品に交換修理する事が増えています。
マザーボード故障
マザーボード内電子パーツの劣化

マザーボードの場合も電源ユニット同様、使われているアルミ電解コンデンサーの低品質が原因で故障が多発しています。
故障多発パソコンは、CPUがPen4、Pen D時期の物、CPU自体の発熱が多かったため、マザーボードの電解コンデンサー類熱で壊れてしまいます。
言い換えれば、定期的に内部のお掃除をし、十分な冷却が出来ていれば壊れずにすんだのかもしれません。
メーカー製パソコンに供給されているマザーボードにはまだまだこのアルミ電解コンデンサーが多用されています。コストを抑えるためには仕方がないのかもしれません。
日本の正規代理店が販売されているマザーボードは品質が良いためほとんど壊れる事がありません。(マザーボードメーカーにより異なります)
表記価格は消費税別となります。
DCジャック修理 | 12.100円~ |
電源ユニット修理 | 13.200円~ |
電源ユニット交換修理 | 17.600円~ |
マザーボード修理 | 13.200円~ |
マザーボード交換修理 | 28.600円~ |
メモリー交換修理 | 8.800円~ |
分解再組み立て・クリーニング修理 | 8.800円~ |
ハードディスク交換修理 | 20.900円~ |
冷却ファン交換修理 | 13.200円~ |